リーダーが率先して最前線に突入し、体当たりで道を開いていく以外にない。
 最も大変な地域、最も厳しい状況で、必死に戦っておられる友を励ますのだ。
 共に祈り、苦楽を分かち合って前進していくのだ。
 「幹部は第一線を足まめに歩け!新たな突破口を自らが勇敢に開きゆけ!」
 これが戸田先生の教えであった。そこにこそ、勝利の「黎明」が輝き始めるのである。

 何であれ、人の何倍も悔しい思い、苦しい試練に耐えながら、戦い抜いてこそ、富士の如く屹立した人格ができる。烈風を受けるなかでこそ、何ものにも揺るがぬ自分自身を鍛え上げることができるのだ。
 「強敵が人をば・よくなしけるなり」(御書917㌻)
 この御聖訓を、わが青年部は、心肝に染め抜いていただきたい。


2009.1.6
随筆 人間世紀の光 175
「勝利の一年」を共々に