ひとことで言えば、「言いわけをしない」という真剣勝負の生き方が大切である。どんな立派な言いわけをしようとも、負けは負けである。ゆえに、何があろうとも、その場で、自分なりに、悔いなく、精いっぱい生きることだ。そして、自らの力で、自らの運命を切り開いていくことである。「自分のいる、その場で勝て。断じて勝て」――これが仏法者の生き方といえよう。


『青春対話』