一人一人の信心の深化も、広宣流布の前進も、ひとえに、その根本は「師弟不二」と「異体同心」にある。
 創価学会の永遠の発展も、この要諦を継承できるかどうかで、一切が決まると言っても過言ではありません。
 私は、大田で、文京で、北海道で、大阪で、山口で、一貫して戸田先生を語り、弟子として勝利しようと訴えてきました。広宣流布のために、弟子が一致団結できるかどうか。師匠の教えのままに、生き抜けるかどうか。ここに未来の一切がかかっているとの思いで、「師弟不二」を軸とした「異体同心」の勝利のリズムを築いてきました。
 千万馬力のモーターが回っているとき、そのモーターにギアを合わせれば、つぎつぎと千万馬力が伝わります。したがって、広宣流布の師匠に呼吸を合わせる団結こそが、勝利の方程式となります。
 その一点で、「師弟不二」「異体同心」を破壊しようとする悪とは断固、戦うことが重要となる。戸田先生は、「戸田の命よりも大事な学会の組織」と幾度も語られました。また、「清浄な創価学会の組織を攪乱する者を追放せよ」と厳命されました。
 「師弟不二」と「異体同心」は、本来、切り離せるものではなく、車の両輪の関係にあります。どこまでも師と心を合わせる「師弟不二」の精神がなければ、本当の「異体同心」の団結は実現できません。また、どこまでも和合僧を大切にして、「異体同心」を実現する努力がなければ、本当の不二の弟子であるとは言えない。
 「師弟不二」の実践と「異体同心」の団結があれば、必ず広宣流布を成就することができる、というのが蓮祖大聖人の御聖訓です。
 一切の勝利は、「異体同心」の組織を構築できるかどうかにある。


大白蓮華2008-9
希望の経典「御書」に学ぶ_第12回_異体同心事