「私はみんなが五十歳になったときに、どんな人生を歩んでいるか、じっと見ていきたい。みんな、頑張れるね」「はい!」 元気な声が返ってきた。だが伸一は、あえて厳しい口調で言った。
 「返事は簡単です。実際にそうなるかどうかが問題だ。それには、自分に厳しく挑戦し抜いていくことです。人はみんな自分の弱さに敗れていく。自分に勝つ人が、本当の勇者なんです」


『新・人間革命』大河の章