多くの若い女性たちは、自分の「性格」や「自信のなさなどにむやみに悩む場合が少なくない。その自分が最も自分らしく輝いていける、偉大な「人間革命」の大道を教えたのが、日蓮仏法である。
 流されやすく、弱い自分の境涯を決然と乗り越え、強く、生きがいのある自分になるのだ。そして、決して悩みの風雨に負けないで、堅固な、大切な自分自身の一生の土台を築きゆくことだ。この青春の羅針盤こそ「教学」にほかならない。「教学を学び抜いていくことである」と、恩師は叫んだ。
 もしも、教学がなければ、正邪善悪が見えない。最高の人生の大道、正義の師弟の道がわからない。それでは何が幸福かわからない。結局、幸福になれない。正しい仏法の眼を磨く修行が教学である。だからこそ、戸田先生は、慈父の如く「女子部は教学で立て!」と繰り返し繰り返し指導していかれた。
  

随筆 人間世紀の光
「女子部の躍進を喜ぶ」


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 女子部へのお話ではあるけど、何度も何度も読んだご指導。
 教学がなきゃ、何が幸福かわからない。結局、幸福になれない。
 来年5月に試験が終わったら、まず中断してる御書全編読破に挑戦したい。