「課外の事務が自分に集中し、なにもかも、何時、何処でも、責任のわが身にかからないものはない。人はこれを見て愚かだというが、わたしはこれらのことをするにあたり、その中に倍の楽しみを感じているのです」
 私には、この若き周少年の姿が、この学園で勉学、クラブ活動、諸行事に頑張っている諸君の姿と二重写しになって見える。さまざまな苦労は、全部、自身を磨く「訓練」となり、未来の大指導者と育つための「基盤」となるにちがいない。
 自分を「訓練」しきった人が「勝つ人」である。訓練を避けた人は、いつか行き詰り、敗北の人生となる。


創価学園第5回学園祭