たとえ一片の法の条文であれ、その背後には、多くの人の喜びや悲しみ、そして憤怒や安堵が渦を巻いているのであります。法の使用如何によって、一人の人を苦悩から救い出しもすれば、死の淵へ追いやることさえある。故に私は、皆さまに、法律家はすべからく“人間学の大家”でなければならない、と訴えたいのであります。


創価大学法曹会指針集
『正義と人間の勝利へ』