法律が、時代の進歩とともに、また、時代の複雑化とともに細分化されることは、止むを得ないだろう。しかし、法律は、人間社会における最低の一つの基準である。法律を学んだ人は自らの見識を深め人が人が裁くことの難しさを知り、報酬などに左右されるのではなく、厳正の中にも、弱くして悩める人の、最大の味方になってもらいたい。ともかく、大衆に奉仕する、大衆を守るという新しい法治国家の松明を掲げもってもらいたい。


創価大学法曹会指針集
『正義と人間の勝利へ』