パスカルが、信仰なき人々に対して「宗教が理性に反するものではないことを示さなければならない」(「パンセ」『世界の名著24』所収、前田陽一・由木康訳、中央公論社)と言った言葉は今も生きている。多くの現代人にとって、「信じること」なかんずく「信仰」は、理性に反する行為か、少なくとも理性を眠らせる側面をもつと考えられている。
 確かに、そういう狂信的宗教が存在することも事実ですが、だからといって、検証もせず「すべての宗教が同じだ」というのは飛躍であり、それこそ理性に反する。根拠なき盲信の類と断じてよいでしょう。
 高等宗教は本来、理性をないがしろにしていない。人間の理性を抑圧しながら、人類の普遍的な信頼を勝ち取ることは不可能です。
 なかんずく「智慧の宗教」といわれる仏教は、きわめて理性的な宗教です。人間を超越した人格神などを信じないゆえに、西洋的な宗教観からは「仏教は宗教と言えるのか」と疑問を呈する人さえいるほどです。


『法華経の智慧②』


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