ところで信玄の言々句々は、人間の心を鋭くとらえた本質論といってよい。信玄のこの着眼と指摘の鋭さは、何に由来するものか。
 それは将の将としての“真剣さ”ではなかったかと思う。彼は数多くの将兵を抱えている。ひとたび人材の登用を誤り、用兵を間違えれば、それは自軍の全滅、また領民の限りない苦しみにつながる。絶対に過ちは許されない――この真剣さと責任感から生まれてきたものと、私には思えてならない。真剣で責任ある人には知恵がわき、人がつく指導者としての資格は、責任感の有無にあり、その大きさ、深さが、人格の偉大さを決定づけるものといえよう。


『私の人間学 下』


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 大学3年のときに先輩から、「責任感が弱い」って指摘されたっけ。「お前は子どもだ」と。

 ぜんぜん直ってないんだよなー、本質が変わってない。
 ここぞって時には動けるんだけどなー。腰が重い。ぐうー。

 カイゼン!カイゼン!!

 それにしても、『私の人間学』は、池田先生の鋭い人物観、深い人生観に溢れてる。