陰徳の
 労苦いとわぬ
  わが宝友(とも)に
 幸の陽報
  いやまし光れ

 率先して動き、影の苦労に徹する生命は、自ずから神々しい輝きを放つ。皆の努力も明鏡のように映し出して、労い、感謝し、励ますことができる。
 この真の大誠実の人材郡を澎湃と社会へ送り出していくのが、創価班・牙城会・白蓮グループをはじめとする青年部の薫陶である。学会活動という仏道修行の真髄で磨き上げた境涯に勝るものはない。
 大聖人は、一人の女性の志を讃えて仰せである。
 「法華経を信じまいらせし大善は我が身仏になるのみならず父母仏になり給う、上七代・下七代・上無量生下無量生の父母等存外に仏となり給う、乃至子息・夫妻・所従・檀那・無量の衆生・三悪道をはなるるのみならず皆初住・妙覚の仏となりぬ(御書1430㌻)

 広布に尽くす「大善」は、自身と家族はもとより、縁を結ぶ眷属も、さらには地域や国土の未来までも、幸福と平和へ照らしていける力があるのだ。
 1975年1月、SGIの出発に当たり、私たちは誓い合った。「自分自身が花を咲かせようという気持ちではなくして、全世界に妙法という平和の種を蒔いて、尊い一生を終わろう」と。
 創価の師弟が、この究極の「陰徳」の心で蒔き続けてきた「平和の種」は、地域社会にいよいよ壮大な人華の花園を、幾重にも咲かせ広げている。
 大聖人は、「此は物のはしなり大果報は又来るべしとおぼしめせ」(御書1178㌻)と約束くださっている。
 新たな一年も、陰徳陽報の栄光を晴ればれと!

大白蓮華 2017年12月号
巻頭言

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 創価班で毎月のように着任を勝ち取り、陰の戦いに徹してくれている我が部の同志が、すばらしい転職を勝ち取りました。
ぼくは、心の底からその同志の福運であるし、また我が部に積まれゆく福運の大きさを実感しました。
 
 この12月は、池田先生から「陰徳」に関するご指導が非常に多かったように感じています。
 無冠の友としても、牙城会としても、男子部の会場提供者としても、さらにさらに陰の戦いに大前進するとともに、「皆の努力も明鏡のように映し出して、労い、感謝し、励ますことができる」境涯へと祈り、成長してまいります!!


 全世界のリーダーのみなさま、陰で戦ってくださったみなさま、本当におつかれさまでした!!
 来年も陰徳陽報の栄光の年にしてまいりましょう!!