広宣流布は俺がやる!

      創価学会青年部 牙の大河

随筆 永遠なれ創価の大城

「栄光の年」の指針――英知、情熱、勝利

明二〇一八年、わが学会は「世界広布新時代 栄光の年」と掲げた。
 学会の年間テーマに初めて「栄光」の二字が輝いたのは、半世紀前の、一九六八年(昭和四十三年)である。
 発表したのは、前年(一九六七年)の十一月、青年部総会の席上である。
 この折、私は若人たちに三つの指針を贈った。「英知」「情熱」そして「勝利」と。「栄光の年」の主体者は青年を措いて他にないと固く信じ、託したのである。
 広宣流布大誓堂の完成五周年を迎える明年は、新たな世界広布の五十年を開く一年となる。
 栄光への門出に当たり、信ずる地涌の青年たちに、そして全国・全世界の宿縁深き同志たちに、私は今再び捧げたい。
 「英知」――徹して御書を学び、英知を磨け! ここに人類の未来を照らす直道があるからだ。
 「情熱」――折伏への情熱を忘るな! 自他共の幸福に生きよ! 学会は永遠に折伏の団体だ。
 「勝利」――他の誰でもない、自分に勝て! 今日を勝て! その源泉こそ、勤行・唱題のたゆみなき実践なり。 
 「生きているあいだ何事も先へのばすな、きみの生は行為また行為であれ」とは、ドイツの文豪ゲーテの叫びである。
 限りある人生だ。同じ生きるなら、わが生命を最大に充実させたい。
 「今」を完全燃焼して生きることが、一つまた一つと栄光の「未来」を開くことになる。
 御本仏は宣言された。「所詮誓願と云うは題目弘通の誓願なり」(御書八四六ページ)と。
 さあ、「広宣流布」の大誓願を掲げ、世界の友と出発しよう! 共々に人間革命の「勝ち鬨」を高らかに上げるのだ! 
 わが広布の足跡も、我らの地域の前進も、全て「未来までの栄光の物語」になると確信して!

2017年12月1日付聖教新聞
〈随筆 永遠なれ創価の大城〉25 師弟凱歌の物語

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2018年、世界広布新時代「栄光の年」の実践項目たる指針をいただきました。

 「英知」――御書を研鑽し、
 「情熱」――折伏に邁進し、
 「勝利」――勤行唱題に精進する。

広宣流布の根本である折伏弘教へ、前進、また前進でがんばります!!!

陰徳陽報の栄冠

「栄光の年」へ「師弟共戦」の心で!
宿縁深き同志と「地涌の義」を証明


 年の瀬になると、胸に染み入る御聖訓がある。門下の女性の真心を賞でられた一節である。
 「三千大千世界に七日間、降る雨の数は、数え尽くせるかもしれない。十方世界にある大地の塵の数を、数え知っている人はいるかもしれない。
 しかし法華経の一文字を供養する功徳は計り知ることは難しいと、仏は説いておられます」(御書一四八三ページ、通解)と。
 尊き婦人部をはじめ、わが創価家族の計り知れない奮闘を賛嘆してくださっている御文と、私には拝されてならない。
 この黄金の一年も、我らは、広宣流布と立正安国へ、一人ひとりが無量無辺の「心の財」を積みながら、力の限り前進を果たすことができた。

陰徳陽報の栄冠

 とくに、この本年最終号に至るまで聖教新聞を配達してくださる“無冠の友”の皆様方に、あらためて感謝申し上げたい。
 日蓮大聖人は、「雨ふり・かぜ(風)ふき・人のせい(制)するにこそ心ざしはあらわれ候へ」(同一五四八ページ)と仰せである。
 寒風や降雪の日、冷え込む日も多い。その中を、かじかむ手に白い息を吹きかけながら、一軒、また一軒と言論の光を届けゆく、強盛な「心ざし」の栄光の走者に、全同志で大喝采を贈ろうではないか!
 座談会など、友が集う会場を提供してくださっているご家庭への感謝も尽きない。
 御書には「家に讃教の勤めあれば七難必ず退散せん」(一三七四ページ)と示されている。
 妙法の音声に満ちた個人会場があってこそ、地域の広布は伸展し、郷土の安穏も築かれる。庶民の和楽の集いこそ“世界平和の縮図”なのである。
 明年、完成五周年となる「広宣流布大誓堂」では、日本中、世界中の友を迎えて、誓願勤行会が行われている。これまでに参加された海外の求道の友は、百二十三カ国・地域に及ぶ。無事故で清々しく運営に当たってくれている役員の方々にも深謝したい。
 仏法では、「俱生神」すなわち人が生まれた時から左右の肩には同生天・同名天がいて、全ての行為を交互に天へ報告していると説かれる。
 大聖人は、この譬えを通して、夫の四条金吾を佐渡まではるばる送り出した、日眼女の支えを賞讃されている(御書一一一五ページ)。
 誰が知らなくとも、誰が誉めなくとも、仏天は全てお見通しである。陰の献身は、一切合切が自らの福徳となり、命の輝きとなる。
 「陰徳陽報」という、生命の究極の栄光がここにあるのだ。


2017年12月29日付聖教新聞
〈随筆 永遠なれ創価の大城〉26 黄金輝く一年に感謝

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今年は1年間を通し、無冠の友としてはじめて週に2回の聖教新聞の配達をさせていただけました。
来年も健康、絶対無事故で使命を果たしていきたいと思います!

来年の目標は、毎日配達と同じ時間に起きること!
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